web小説の一話あたりの文字数ってどれくらいが適切? 現役web作家がデータとともに考察してみるの巻

どうもhaloです。

このサイトは創作家のみなさま、特に執筆を得意としているみなさまに、役に立つような情報を発信しているサイトです。

今回のテーマは『一話あたりの文字数』です!

web小説を投稿している方が最初に疑問に思う点だと個人的に思っております。

というわけで、実際に小説をなろうやカクヨムなどに投稿している私が、実体験や他の作家様方のデータを使って、語っちゃうぞ☆

 

 

web小説は流行に敏感です

web小説とは流行に敏感な場所です。

「人気のある作品を真似したら人気が出たぞ!」

という右にならえの社会なので、トップを走る人のジャンルや文体や構成を参考にweb小説を書く人も多いです。

なろうやエブリスタはともかく、カクヨムも時間が経ち、熟成されてきたので、一話あたりの文字数も似通ったものになってきています。

私は基本的に個性を大切にしたいスタンスなので、普段は好き勝手やってるのですが、

流行に合わせ作者が変わっていくように、それと裏表の存在である読者もまた変わっていきます。

ある種、最適解がテンプレート(以後テンプレ)と化しているweb小説界隈ですが、読者もそのテンプレに合わせ、訓練されていきます。

どういうことか説明すると(極端な例ですが)、

一話一万文字のテンプレに調教された読者は、五千文字の作品でさえ少なすぎると拒絶を起こしたり、あるいは一話二万文字は長すぎると、

作品を放棄するようになるわけです。

小説投稿サイトの花形である『小説家になろう』のメイン読者層は十代、二十代の若者たちです(三十代、四十代がメイン層と言う方もいますが、たぶん違います。実際にアンケートをとってみたら、六十パーセントは十代、二十代でした。もちろん正確な値は知らないです笑)

上記は極端な例でしたが、

様々な作品に触れ、忍耐の鍛えられた中高年の読者と違って、なろうは読書経験の浅い若者を相手にしているので、

単なる文字数の違いで拒絶反応が起きるとも限りません。

ですので、

「人気になりたい! 書籍化したい!」

という方は気遣うべき一つの点でもあるわけです。

それでは実際に何文字が適切なのか、データを使って示したいと思います。

 

データから発見したちょうどいい文字数は○○○○文字!

データは小説家になろうの日間連載ランキング(2019/06/26)を使います。

上で説明した通り、なろうは特に流行に敏感なので総合ではなく、日間のランキングを用います。

総文字数÷話数で一話あたりの文字数を、一位から百位まで計算し、平均、中央値、最大値、最小値を導きます。

さすがに一話一話から文字数を計算するのはとてつもない時間がかかるので許してください<m(__)m>

もちろん平均の平均というなんちゃってデータ分析なので、もっと詳しく知りたい方は自分でやってみるといいです(苦行です)。

 

日間連載中ランキングBEST100(小説家になろう)―2019/06/26

1位~10位    一話あたりの平均文字数 約2867文字

11位~25位         〃      約3181文字

26位~50位         〃      約3249文字

50位~100位           〃                約4649文字

 

平均値      3921

中央値      3321

最小値      約983文字

最大値      約42759文字

 

思ってた以上に大変な作業でした(所要時間二時間)。

というわけで私の努力がたったこれだけのデータとしてまとめられたわけですが、

日間連載ランキング百位から見る流行に則した文字数が発覚しました。

なんと!

4000文字です!

最初にも言ったとおり、この数字はユーザーたちが積み上げてきたテンプレ(最適解)なわけです。

つまりこの4000という数字はなろう読者が慣れ親しんだ数字でもあります。

右にならって損することはまずないので、

これから投稿しようと考えている方は4000字を目安に加筆修正してみてはいかがでしょうか。

 

実際に投稿している私が思うこと

前項で4000字というデータがでました。

私自身、この数字を意識したことはないのですが、

期せずして私の書く小説の一話あたりの文字数と一致していました。

おそらく他の作者様も、特段文字数を意識しているわけではないと思います。

ではなぜこの数字が生まれたのか自分なりに考えてみました。

基本的に小説というのは起承転結、序破急という括りのなかで作られています。

小説を書く前に多くの作家はプロットを作り、執筆の作業に入っていきます。

そして一話一話の中にも、小さな起承転結、序破急があります。

この4000という数字は、盛り上がりのある一話を作ろうと思ったとき、ちょうどいい塩梅で出てくる数字ではないでしょうか。

ランキング上位の作品の多くは構成や見せ方に一工夫してあります。

少なくとも一話2000文字以下の作品は数えるほどしかなく、反対に構成がきれいに整えられている作品の多くは4000文字以上と言った印象でした。

つまり何が言いたいかというと、

4000文字は決して目指すべき数字ではなく、構成の上手い作品を作ろうと思ったとき自然に4000文字は書いている、

ということです。

ストックが少なくなることを焦る気持ちもわかります。

ですが一話一話を分解して、話数を稼ぐというのも何だかなと、この記事を書いてて思いました(思い当たることがないわけでもない)。

というわけで、私のリサーチは以上です。

役に立ったのかはわかりませんが、ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

どこに小説を投稿しようか迷っている方はこちらをどうぞ!

 

執筆に迷いを抱えている方はこちらをどうぞ!

 

 

 

Follow me!

スポンサーリンク
おすすめの記事