上手い文章が書きたいかー!?小説で使える文章上達テクニック基礎編 
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どうもこんにちわこんばんわ。haloです!

この記事は、

「うーん、web小説(or公募)用に小説を書いているんだけど上手く書けないなぁ」

「どうして自分の小説は人気がでないんだろう」

「あ……全然アイデアが浮かばない」

といった悩みを抱えたあなたに向けて、書いたものでございます。

この記事を読んでいただいて、少しでも解決できればいいなと思っております!

それでは本編いってみよう!

 

 

 

そもそも上手い文章って?

そもそも上手い文章とは何でしょう。

比喩がふんだんに使われている文章ですか?

描写が細かい文章ですか?

確かにそういうのも大事だと思いますよ。

でもそれがあるから上手い文章かと問われれば、私は違うと言いたいです。

私が思う上手いの定義とは、読者層に合致していることだと思うのです。

私の実体験にはなりますが、

小さい頃、友人から有名作家が書いているある小説を薦められました。

友人は面白いからと私に薦めるのですが、試しに読んでみると、

「全然面白くない……」

はっきり言って苦痛でした(今改めて読んでみるとすごく面白いのですが)。

だけど当時は何を言いたいのか全くといっていいほど伝わらなかった上に、キャラクターが混在していてよくわかりませんでした。

世間一般で上手いと言われているその方の文章は、私には何が上手いのか一切わからず、

そっと机の上に置いて、児童文学に手を伸ばしたものです。

世の中にはいろんな読者がいますが、その一人一人が小説に対して違った基準を持っています。

その基準から少しでも外れた小説は驚くほどつまらないし、その人から見ればどんなに高尚な小説でも、それはつまらない文章なのです。

今一度問うことにします。

あなたの書く文章は誰に向けて書いたものですが?

そこをはっきりさせることが上手い文章を書くための第一段階です。

もちろん最低限すべきことはありますよ。

それをこれから語ることにします。

 

論理的な文章はわかりやすい

今まであなたの書く文章は言いたいことだけを書いて終わってませんでしたか?

あるいはあなたの文章は読みにくいと言われたことはありませんか?

そんなあなたがまずすべきことは、文章を書くときに文の論理を気にすることです。

大きな枠組みで言えば、演繹法、帰納法。

小さな枠組みで言えば、係りと受け。

その二つの大小の枠組みを気にしながら、文章を書いていけば、ひとまず読みにくい文章が生まれることはないでしょう。

それではまずは大きい枠組みの説明からしていきます。

 

①演繹法、帰納法ってなに?

私がお話しする『演繹法』と『帰納法』はストーリーの進め方を指す創作界隈で使われているものなので、厳密に言えば、実際の『演繹法』と『帰納法』とは少し違います。

ですが知っておいて損する情報ではないので、お話しすることにします。

1.演繹法とは

wikipediaでは、演繹とは一般的・普遍的な前提から、より個別的・特殊的な結論を得る論理的推論の方法である、と説明されています。

小難しいので簡単に表すと、

「Aである」という前提から、「Bである」という結論を数珠つなぎ的に導き出すこと、です。

これは三段論法とも呼ばれ、実際に有名な例を見せますと、

 

A1「人は必ず死ぬ」

A2「ソクラテスは人である」

B「ソクラテスは必ず死ぬ」

 

A1「人は必ず死ぬ」と誰もが知る大前提です。A2「ソクラテスは人である」も前提(A1より具体レベルが下がった小前提)です。

その二つの前提から、B[「ソクラテスは必ず死ぬ」という結論を導き出しました。

これが大まかな演繹法の説明となります。

 

2.帰納法とは

wikipediaでは、帰納とは個別的・特殊的な事例から一般的・普遍的な規則・法則を見出そうとする論理的推論の方法である、と説明されています。

そうなんです。

演繹法の説明とは真逆なんです。

「Aである」という結果から「Bである」という普遍的な結論を導き出すことを帰納法と言います。

それではまた有名な例と照らし合わせてみましょう。

 

A1「人であるソクラテスは死んだ」

A2「人であるプラトンは死んだ」

A3「人であるアリストテレスは死んだ」

B「人は死ぬ」

演繹法とは違い、A1、A2、A3はどれも前提ではなく事実です。

そこからBという普遍的な結論を導きました。

これが大まかな帰納法の説明です。

 

3.小説家は演繹法と帰納法を両方使え

小説家は普段これらを意識することは全くと言って良いほどないです。

無意識のうちにできてしまっているか、あるいは別の方法でこれらを使っているからです。

ですが一応説明しておきます。

演繹法を実際に小説に応用すると、

最初のシーンや、部分的なアイデアから広げて全体を作っていく、ということになります。

反対に帰納法を実際に小説に応用すると、

最後のシーンや、全体のイメージから逆算して個別のアイデアを作っていく、ということになります。

今までの私の投稿を読んでくれた方は、こう思うはずです(一応一番下に貼っておきます)。

 

「そんなのもうやってるよ!」

 

そうです。

これ、プロットを作るときもうやりましたよね!

論理的な文章を書くために必要な大きな枠組みで伝えたかった一番のことは、

プロットを作る!

ただそれだけでした。

そしてもう一つ私が言いたいことは、

小説家は演繹法と帰納法を区別するな、です。

どっちかを使ってプロットを書き上げるのではなく、両方使って綿密なプロットを作りましょう。

それでは次は小さい枠組み(係りと受け)について説明します。

むしろこっちがメインです。

 

②係りと受けってなに?

『係り受け』とは単純に説明すると、語句の間にある、「修飾する」「修飾される」の関係のことです。

私が思う一番文が読みにくくなる原因です。

それでは少し例を見せます。

 

激しい/雨が/降る

 

この短い文は三つの文節で構成されています(何だか『ことばのきまり』みたいなこと言ってますが)。

それぞれの文に役割があり、左から、修飾語、主語、述語といった風に機能しています。

『係り受け』の関係を見てみると、

「激しい」は「雨が」に係り、反対に「雨が」は「激しい」を受けています。

また、

「雨が」は「降る」に係り、同様に「降る」は「雨が」を受けています。

普段気にすることもないと思いますが、何がどこにかかるのか、何がどこを受けてるのか、

これらを意識することは非常に大事です。

 

1.主語と述語

今からweb小説でよく見かける文を見せます(書いたのは私ですよ?)。

 

朝の満員電車による混雑から抜け出した私は、先日八万円で購入した真鍮製の時計の針がすでに八時に差し掛かっていることに気づき、朝食時の爽やかなコーヒーの匂いには目もくれず、急いで駅の構内を駆け会社に向かった。

 

読み慣れてる方は何ら問題なく、すらすら読めたかと思いますが、この文は致命的な欠陥を抱えています。

それは、

主語と述語がわかりにくい

ということです。

それでは分析してみます。

この文の主語は、もちろん「私」です。

しかしその「私」に長い修飾部「朝の満員電車による混雑から抜け出した」が係っているので一見してわかりにくいです。

また、「私」を受けている述語が「気づき」、「目もくれず」、「駆け」、「向かった」のように四個ついてしまっています。

他にも問題はあります。

文の中にも文があります。

今回で言うと、

「(私は)朝の満員電車による混雑から抜け出した」、「真鍮製の時計の針がすでに八時に差し掛かっている」、「(私が)先日八万円で購入した」

の三つです。

これらを無理矢理同じ文章に組み込んでしまったせいで、結局何が言いたいのかよくわからなくなっています(まだまだわかりやすい例だと思いますが)。

ではこれを推敲するとどうなるのでしょう。

 

私は朝の満員電車による混雑から抜け出す。先日八万円で購入した真鍮製の時計の針はすでに八時に差し掛かっていた。私は急いで駆ける。駅構内の朝食時の爽やかなコーヒーには目もくれず、会社に向かった。

 

文を構成する言葉は基本変えず、文の位置や句読点を打ち、わかりやすくしてみました。

大事なことは、

主語がどの述語に係るのか、述語がどの主語を受けるのか

また、

主語が頭でっかちになっていないか

主語と述語が離れすぎていないか

これらを意識しながら文章を書くことです。

 

2.修飾部

主語と述語の中の話でも少しかかわる話です。

修飾部とは簡単に例を見せながら説明すると、

 

私は昨日、赤く見栄えは良いが、少しばかり値段の弾む、日本産の車を買った。

 

修飾部とは、名詞、動詞、形容詞、副詞などをくわしく説明する部分のことを言います。

述語は「買った」ですので、修飾部(何を買った?)は「赤く見栄えは良いが、少しばかり値段の弾む、日本産の車」になります。

その中でも「車」という言葉に係る、「赤く/見栄えが良い」、「値段の弾む」、「日本産」もまた名詞に係る修飾部と言えます。

修飾部の難しいところは、

情報量を詰めすぎて一見何を意味しているのかわからなくなってしまうこと

文の解釈が割れてしまう

というところにあります。

情報量の詰めすぎは、主語と述語の話でもやったので、わかりやすいですね。

それでは文の解釈割れの例を少し見せます。

 

昨日、大きな花柄のポーチを買った

また

机の上に五個のリンゴとオレンジがある。

 

両方解釈によって、文の意味が変わってしまいます。

前者は「大きな」がどこに係るのかが、解釈の割れ目になります。

「大きな花柄」なのか、「大きな(花柄の)ポーチ」なのか、ということです。

後者は「五個の」がどこに係るのか、です。

五個のリンゴと一つのオレンジが机の上に置いてあるのか、机の上に五個ずつリンゴとオレンジが置いてあるのか、

それとも机の上にはリンゴとオレンジ合わせて計五個の果物があるのか、

まだまだ短い文章ですが、長くなるともっとひどい解釈すらされてしまいそうです。

どのように修正するかは人によってまちまちですが、

読点を入れるのが何となく私の好みではないので(例「昨日、大きな花柄の、ポーチを買った」こうすれば解釈は割れないけど、なんか見栄えが……)、

私は文の組み立てから変えてしまうか、しっかりと明記するか、その二択です。

 

修正→昨日、私はポーチを買った。それは大きな花柄模様があてがわれていた。

修正→机の上に五つずつリンゴとオレンジが置いてある。

 

もし自分の文章が「読みにくいなぁ」と思っているのなら、もしかして情報を詰めすぎていませんか。

それがあなたの良さでもありますけど、少しだけ文章を区切る勇気も必要です。

私が教えたほんの些細なことを意識すれば、たちまちに文章は論理的にわかりやすくなります。

ひとまずは『上手い文章が書きたいかー!? 小説で使える文章上達テクニック基礎編』はこれで終わりにします。

お読みいただきありがとうございました!

それでは次回の投稿でお会いしましょう!

 

他にも執筆に役立つを記事書いてます!

 

 

 

 

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